東京の3月の天気・天候について
東京の3月の天気・天候は1年のうちでも比較的晴れの日は多いものの、冬季と比べると天気の崩れる日が増えて、晴れと雨が交互にくる天気の周期変化が起こる時期になります。
気温は日々の寒暖差がとても大きくなり、暖かい日には最高気温が25℃くらいになる日もありますが、逆に真冬並みの寒さとなり、雪が降る日もあります。
それでも日に日に暖かくなっていき、早ければ3月中旬に、遅くとも3月末までには桜の開花が発表されるようになります。
また、3月20日ころ昼の長さと夜の長さが同じになる「春分の日」を迎え、それ以降は極端に寒さが続くことは少なくなっていきます。
【天気】
3月の旬ごとの天気出現率は以下になります。
晴れ 曇り 雨 雪
3月上旬 53.7% 14.4% 21.7% 10.3%
3月中旬 54.7% 12.0% 25.3% 8.0%
3月下旬 48.5% 13.3% 34.8% 3.3%
中旬までは晴れの確率が50%以上ですが、下旬になると40%台まで下がり、天気の崩れる日がやや多くなります。雪の日は次第に減って、雨の降る割合が多くなりますが、3月中旬までは時々雪の降る日もあります。
【気温】
千代田区 平均 最高 最低
3月上旬 7.3℃ 12.3℃ 3.1℃
3月中旬 8.9℃ 13.9℃ 4.4℃
3月下旬 9.8℃ 14.6℃ 5.6℃
八王子市 平均 最高 最低
3月上旬 5.9℃ 11.5℃ 0.7℃
3月中旬 7.6℃ 13.4℃ 2.1℃
3月下旬 8.7℃ 14.1℃ 3.6℃
日々の寒暖差が大きい季節ですが、最高気温は12℃くらいから下旬には15℃近くまで上がっていきます。1年のうちでも気温の上昇率が大きい季節です。
一方最低気温はまだ5℃以下のことが多く、八王子など多摩地方では霜の降りる気温まで下がる日も多くあります。
日々の寒暖差に加えて、1日の気温差も大きくなりやすいのが3月の気温の特徴です。
【その他】
3月は東京で桜の開花する時期となります。日々の最高気温の変化によって、開花日が早くなったり遅くなったりする傾向があり、2月1日から最高気温を足していき、600℃になった日の近辺で桜が開花すると言われていたりします。
また、スギ花粉の飛散のピークに差し掛かる時期でもあります。花粉は気温が高い日、風が強い日、雨上がりの翌日で天気の良い日に特に飛散が多くなりますので、注意が必要です。
【まとめ】
・晴れる日が多いが下旬は雨の降る日も増えて、周期変化する季節となる。
・日々の気温差、1日の気温差がとても大きくなる季節。
・中旬~下旬にかけて桜が開花し、花粉の飛散が多くなる季節。