47都道府県 熱帯夜日数ランキング
47都道府県の熱帯夜日数の多さをランキング形式でまとめました。
熱帯夜とは夜間の最低気温が25℃以上の日を言います。夜間も気温が高く、まるで熱帯地方のような夜となることから熱帯夜と呼ばれるようになりました。
気象庁データには熱帯夜日数の正確な数値は公表されておらず、厳密には少し違う値となりますが、ここでの集計は一日の最低気温が25℃以上だった日の日数を集計してランキングを作成しています。
※日数はすべて1991~2020年の平年値となります。
それでは発表します。
2位 鹿児島県 鹿児島市 55.8日
3位 兵庫県 神戸市 46.8日
5位 福岡県 福岡市 38.7日
10位 三重県 津市 31.5日
15位 千葉県 千葉市 26.5日
18位 愛知県 名古屋市 25.6日
19位 宮崎県 宮崎市 24.9日
20位 神奈川県 横浜市 24.6日
24位 石川県 金沢市 19.4日
25位 東京都 千代田区 17.8日
30位 埼玉県 熊谷市 12.1日
39位 栃木県 宇都宮市 4.7日
43位 長野県 長野市 1.1日
47位 北海道 札幌市 0.1日
いかがでしたでしょうか?
1位は断トツで沖縄県でした。年間100日を超え、1年間の約3分の1近くとなりました。夏の期間はほぼ毎日熱帯夜となり、4月や11月でも熱帯夜となる日があります。
2位は鹿児島県です。日本で2番目に南にあり、こちらもやはり暑い期間が長くなることが要因と思われます。
3位~5位は兵庫県、大阪府、福岡県でした。いずれも西日本の沿岸部にある大都市です。沿岸部は夜間の気温が下がりにくくなる特徴があり、さらに大都市ということもあって人間の活動が活発なため、都市熱によるヒートアイランド現象が起こりやすいことも要因になっていると思われます。