47都道府県 年間夏日日数ランキング
日本全国47都道府県でどの県が一番年間の夏日の日数が多いかをランキング形式でお知らせします。
夏日とは最高気温が25℃以上となる日のことを言います。
25℃と言いますと半袖でいても汗ばむくらいの陽気となります。湿度が低ければカラッとした初夏のようなやや暑いくらいの体感。湿度が高い場合ですと梅雨時のようなやや蒸し暑い不快に感じる体感となります。
年間の夏日日数は1981~2010年の30年間の平年値となります。
それでは発表します。
2位 鹿児島県 鹿児島市 157.3日
7位 宮崎県 宮崎市 137.9日
14位 福岡県 福岡市 132.4日
18位 愛知県 名古屋市 131.4日
23位 兵庫県 神戸市 124.4日
26位 埼玉県 熊谷市 117.2日
28位 三重県 津市 115.3日
32位 東京都 千代田区 108.7日
33位 千葉県 千葉市 104.2日
34位 神奈川県 横浜市 103.8日
35位 石川県 金沢市 103.3日
35位 長野県 長野市 103.3日
38位 栃木県 宇都宮市 101.3日
47位 北海道 札幌市 49.1日
いかがでしたでしょうか?上位には西日本、特に九州勢が多くランクイン。
1位は断トツで亜熱帯地域に属する、沖縄県となりました。
47都道府県 熱帯夜日数ランキング
47都道府県の熱帯夜日数の多さをランキング形式でまとめました。
熱帯夜とは夜間の最低気温が25℃以上の日を言います。夜間も気温が高く、まるで熱帯地方のような夜となることから熱帯夜と呼ばれるようになりました。
気象庁データには熱帯夜日数の正確な数値は公表されておらず、厳密には少し違う値となりますが、ここでの集計は一日の最低気温が25℃以上だった日の日数を集計してランキングを作成しています。
※日数はすべて1991~2020年の平年値となります。
それでは発表します。
2位 鹿児島県 鹿児島市 55.8日
3位 兵庫県 神戸市 46.8日
5位 福岡県 福岡市 38.7日
10位 三重県 津市 31.5日
15位 千葉県 千葉市 26.5日
18位 愛知県 名古屋市 25.6日
19位 宮崎県 宮崎市 24.9日
20位 神奈川県 横浜市 24.6日
24位 石川県 金沢市 19.4日
25位 東京都 千代田区 17.8日
30位 埼玉県 熊谷市 12.1日
39位 栃木県 宇都宮市 4.7日
43位 長野県 長野市 1.1日
47位 北海道 札幌市 0.1日
いかがでしたでしょうか?
1位は断トツで沖縄県でした。年間100日を超え、1年間の約3分の1近くとなりました。夏の期間はほぼ毎日熱帯夜となり、4月や11月でも熱帯夜となる日があります。
2位は鹿児島県です。日本で2番目に南にあり、こちらもやはり暑い期間が長くなることが要因と思われます。
3位~5位は兵庫県、大阪府、福岡県でした。いずれも西日本の沿岸部にある大都市です。沿岸部は夜間の気温が下がりにくくなる特徴があり、さらに大都市ということもあって人間の活動が活発なため、都市熱によるヒートアイランド現象が起こりやすいことも要因になっていると思われます。
47都道府県 猛暑日日数ランキング
47都道府県の猛暑日日数の多さをランキング形式でまとめました。
猛暑日とは最高気温が35℃以上となる日のことです。体温に近い暑さとなり、熱中症の危険度がかなり高まる気象条件となります。
※データは1991~2020年の平年値となります。
それではランキングを発表します。
2位 埼玉県 熊谷市 18.1日
7位 愛知県 名古屋市 15.0日
17位 福岡県 福岡市 8.1日
20位 三重県 津市 6.3日
23位 鹿児島県 鹿児島市 6.1日
24位 栃木県 宇都宮市 5.9日
27位 宮崎県 宮崎市 5.2日
28位 長野県 長野市 5.1日
30位 東京都 千代田区 4.8日
31位 兵庫県 神戸市 4.7日
36位 石川県 金沢市 3.5日
40位 千葉県 千葉市 2.2日
41位 神奈川県 横浜市 2.0日
47位 北海道 札幌市 0.1日
いかがでしたでしょうか!?
1位となったのは西日本の盆地で厳しい暑さで有名な京都市でした。
2位は最高気温が41.1℃を記録し、日本で一番高い気温の記録を持つ熊谷市、
3位にはこちらも気温が40℃以上となったことがある暑さの厳しい盆地の甲府市がそれぞれランクインしています。
東京の4月の天気・気温について
東京の4月の天気・気温の特徴は天気の周期変化が起こって、晴れの日と雨の日が交互に来るようになります。1日の平均気温はおよそ14℃くらいで、1年のうちでも過ごしやすい日が多いのが特徴です。
ただ4月でも上旬と下旬とでは気温が大きく違い、4月の初めころは最高気温が10℃に届かず冬のように寒い日もありますが、終わりころになると最高気温が30℃近くになって、初夏を思わせる陽気にもなっていきます。
気温は上旬と下旬で大きく違いますが、天気の出現率は大きな違いはありません。4月の旬ごとの天気出現率は以下のようになっています。
晴れ 曇り 雨 雪
4月上旬 52.3% 16.7% 29.7% 1.3%
4月中旬 47.7% 16.0% 36.0% 0.3%
4月下旬 53.3% 15.3% 31.3% 0.0%
どの旬も大体晴れが50%、雨が30%程度となっています。3月までは雪の降る機会も時々ありますが、4月に入ると雪の降る機会は大きく減って、10年に1度程度となります。雪が降った日の今までで一番遅い記録は4月17日となっています。
【気温】
千代田区 平均 最高気温 最低気温
4月上旬 12.2℃ 17.2℃ 7.7℃
4月中旬 13.9℃ 18.9℃ 9.5℃
4月下旬 15.7℃ 20.8℃ 11.2℃
八王子市 平均 最高気温 最低気温
4月上旬 11.2℃ 16.9℃ 5.6℃
4月中旬 13.1℃ 18.8℃ 7.7℃
4月下旬 15.0℃ 20.9℃ 9.2℃
1日の平均気温は15℃近くで暑くもなく、寒くもなく比較的過ごしやすい日が多くなります。ただ4月上旬ですと多摩地方では朝は0℃近くまで下がる日もあり、霜が降りたり氷が張ったりすることもあります。4月下旬になると気温の高い日は30℃近い暑さとなる日も出てきます。
また穏やかに晴れた日は1日の気温差が15℃前後くらいとなり、朝晩と日中との寒暖差がとても大きくなりやすいのも4月の気温の特徴です。
その他では4月は冬場によく吹く北風から夏場によく吹く南風に移り替わる季節でもあります。
【まとめ】
・天気は晴れの日と雨の日が交互に来る天気の周期変化が起こる
・4月上旬・中旬・下旬ともに晴れの日は50%、雨の日は30%程度
・雪の降る日はほとんどなくなる
・平均気温は14℃くらいで比較的過ごしやすい季節
・ただ4月上旬は冬のように寒い日もあり、4月下旬は初夏のように暑い日もある
・1日の気温差がとても大きい季節
47都道府県 年間冬日日数ランキング
47都道府県の冬日(最低気温が0℃未満)の年間日数をランキング形式でまとめました。
※データはすべて1981~2010年の平年値になります。
北日本や内陸県で多く、西日本や海沿いの県になるほど少なくなる傾向があります。
1位 北海道 札幌市 124.8日
4位 長野県 長野市 104.6日
7位 栃木県 宇都宮市 79.7日
14位 埼玉県 熊谷市 48.2日
23位 愛知県 名古屋市 28.5日
25位 石川県 金沢市 26.2日
31位 東京都 千代田区 20.5日
35位 宮崎県 宮崎市 16.0日
36位 三重県 津市 15.5日
38位 千葉県 千葉市 11.3日
41位 神奈川県 横浜市 7.9日
42位 兵庫県 神戸市 7.8日
45位 福岡県 福岡市 4.3日
46位 鹿児島県 鹿児島市 3.0日
いかがでしたでしょうか?
札幌市や盛岡市は1年の3分の1程度は最低気温が氷点下となります。
東北南部や関東内陸などでも60日以上と約2か月程度、マイナスとなる計算です。
一方西日本では年間で数日程度となり、暖冬の年は0日ということもあります。
47都道府県 桜の開花日早さランキング
47都道府県の桜の開花日の早さをランキング形式でまとめました。
開花日の早さは平年値(1981~2010年)によって決定しています。
このため、暖冬か寒冬かなど年によっても大きく変化します。一般的には冬がある程度寒くなり、2月以降の気温が高く経過すると開花が早まると言われています。
また近年は都市化や高温化によって、南九州など温暖な地域を除いて開花日はどんどん早まる傾向にあります。
それではランキングを発表します。
3位 福岡県 福岡市 3月23日
5位 宮崎県 宮崎市 3月24日
11位 東京都 千代田区 3月26日
11位 神奈川県 横浜市 3月26日
11位 愛知県 名古屋市 3月26日
11位 鹿児島県 鹿児島市 3月26日
20位 兵庫県 神戸市 3月28日
25位 埼玉県 熊谷市 3月29日
28位 三重県 津市 3月30日
29位 千葉県 銚子市 3月31日
33位 栃木県 宇都宮市 4月1日
37位 石川県 金沢市 4月4日
42位 長野県 長野市 4月13日
47位 北海道 札幌市 5月3日
東京の3月の天気・天候について
東京の3月の天気・天候は1年のうちでも比較的晴れの日は多いものの、冬季と比べると天気の崩れる日が増えて、晴れと雨が交互にくる天気の周期変化が起こる時期になります。
気温は日々の寒暖差がとても大きくなり、暖かい日には最高気温が25℃くらいになる日もありますが、逆に真冬並みの寒さとなり、雪が降る日もあります。
それでも日に日に暖かくなっていき、早ければ3月中旬に、遅くとも3月末までには桜の開花が発表されるようになります。
また、3月20日ころ昼の長さと夜の長さが同じになる「春分の日」を迎え、それ以降は極端に寒さが続くことは少なくなっていきます。
【天気】
3月の旬ごとの天気出現率は以下になります。
晴れ 曇り 雨 雪
3月上旬 53.7% 14.4% 21.7% 10.3%
3月中旬 54.7% 12.0% 25.3% 8.0%
3月下旬 48.5% 13.3% 34.8% 3.3%
中旬までは晴れの確率が50%以上ですが、下旬になると40%台まで下がり、天気の崩れる日がやや多くなります。雪の日は次第に減って、雨の降る割合が多くなりますが、3月中旬までは時々雪の降る日もあります。
【気温】
千代田区 平均 最高 最低
3月上旬 7.3℃ 12.3℃ 3.1℃
3月中旬 8.9℃ 13.9℃ 4.4℃
3月下旬 9.8℃ 14.6℃ 5.6℃
八王子市 平均 最高 最低
3月上旬 5.9℃ 11.5℃ 0.7℃
3月中旬 7.6℃ 13.4℃ 2.1℃
3月下旬 8.7℃ 14.1℃ 3.6℃
日々の寒暖差が大きい季節ですが、最高気温は12℃くらいから下旬には15℃近くまで上がっていきます。1年のうちでも気温の上昇率が大きい季節です。
一方最低気温はまだ5℃以下のことが多く、八王子など多摩地方では霜の降りる気温まで下がる日も多くあります。
日々の寒暖差に加えて、1日の気温差も大きくなりやすいのが3月の気温の特徴です。
【その他】
3月は東京で桜の開花する時期となります。日々の最高気温の変化によって、開花日が早くなったり遅くなったりする傾向があり、2月1日から最高気温を足していき、600℃になった日の近辺で桜が開花すると言われていたりします。
また、スギ花粉の飛散のピークに差し掛かる時期でもあります。花粉は気温が高い日、風が強い日、雨上がりの翌日で天気の良い日に特に飛散が多くなりますので、注意が必要です。
【まとめ】
・晴れる日が多いが下旬は雨の降る日も増えて、周期変化する季節となる。
・日々の気温差、1日の気温差がとても大きくなる季節。
・中旬~下旬にかけて桜が開花し、花粉の飛散が多くなる季節。